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従来の処理方式では、排水中の有機物を微生物が分解し(活性汚泥法)、浄化された水を 消毒して放流しています。近年、放流水の質向上や、処理効率の向上、再生・再利用が必要 とされ、これに対応する物として、膜処理設備が増大して来ています。
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膜分離処理では、活性汚泥を濾過する分離膜の濾過性能の維持が非常に重要です。 活性汚泥は3,000~10,000(mg/l)と極めて高濃度であるため、分離膜に求められる性能として、 汚泥に対して目詰まりしにくい特性や、強度の化学的・物理的耐久性が必要となっています。
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膜濾過装置においては、高濃度の活性汚泥を膜モジュール間の狭い部分を通過させるため、 汚泥の閉塞が生じやすくなります。汚泥の閉塞対策のため、膜の物性のみならず、膜分離装置 内の構造面についても大幅に見直しを行い、閉塞を生じないような構造、曝気条件が得られる ような設計を行っています。活性汚泥は 3,000~10,000(mg/l) と極めて高濃度の溶液である事 と、微生物の生育に充分な酸素の供給、及び分離膜への付着閉塞防止のため、大量の空気 による曝気運転を行っています。この為、膜の表面では連続的に気泡と汚泥が流れ、汚泥が 付着・閉塞しないような条件で運転されています。この様な運転条件であるため、分離膜には 汚泥に対する耐摩耗性が要求されます。また、分離膜の目詰まりで濾過性能が低下した場合、 酸、アルカリや塩素などで洗浄するため、化学的な耐久性も必要となります。
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化学的・物理的耐久性に優れたテフロン(PTFE)を膜素材として選定し、さらに膜の基材として ポリエステル繊維をベースとする濾紙を採用しました。
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テフロン膜の微細孔径は約0.2μm、膜モジュールは平板構造とし、曝気の気泡が効率的に 流れる断面構造となっています。
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